中国の『嫌いな』原神キャラランキングが明らかに
先日、俺たちのmiHoYoの本拠地である中国本土にて、「原神嫌いなキャラアンケート」の集計結果が発表されました。が、とあるキャラがブッチギリで嫌われているみたく、内容が物議(笑)を醸しているみたいです。
その「嫌いなキャラランキング」がこちら。
なんと、自分で登場人物に名前を付けられるシステムで一時話題にもなった、放浪者ことスカラマシュさんがブッチギリで嫌われていることが発覚してしまいました。
74.7%に嫌われてるってヤバいですよね…中国の原神プレイヤーが４人いたら、その内の３人はスカラマシュが嫌い、ということになってしまいます。
原神に関わらず、1つのタイトルの中でこれだけ嫌われるキャラってのは、ゲームでも、漫画やアニメでもめちゃくちゃ珍しい気がします。
何故、放浪者はこんなに嫌われているのか
このアンケートの結果には、投票者のコメントが見れるところが見当たらなかったので理由はわからなかったのですが、、、
動画やSNSで中国人の反応を調べてみると、どうやらスカラマシュが過去にした悪いことを棚に上げてのうのうと生きていることや、口が悪い立ち回りをさせられていることがめちゃくちゃ嫌われているみたいですね。
奴隷仕事で仲良くなった、原神プレイヤーの中国人の友達にもスカラマシュが中国で嫌われている理由を聞いてみましたが、「あれは信賞必罰に反しているからじゃない？」という返事が返ってきました。
中国は世界的にも有名な思想家「韓非子」の生まれ大地であり、その思想の中でも特に有名な【信賞必罰】の考え方が極端にあるのかもしれません。
稲妻編に突入する前のVer1.Xの頃は、タルタリヤが一番嫌われていたこともあり、またそんなタルタリヤさんも未だにNo.4に君臨しているので、
中国本土では「敵として登場したキャラが、その後なんやかんやで仲間になる」みたいなムーブが嫌われるのかもしれませんね…
Weibo(中国のTwitter)には「スカラマシュとタルタリヤには残酷で酷い死に方をしてほしい」みたいな意見も賛否両論ですがバズったみたいです。正に極端過ぎる必罰思考ですね。
ちなみに、嫌われる要素が多い傾向にあるのは、「大した話もないのにゴリ押しされているキャラ」（辛炎3位・アーロイ5位）、「偉そうに講釈垂れるキャラ」（アルハイゼン7位・ドリー9位・魈10位・セノ11位・平蔵13位）辺りは、嫌われているのも理解できるということを言っていました。
中国人の好き嫌い感情は激しいみたいですね・・・
最近のナヒーダへのヘイトもヤバい
また、嫌いなキャラランキングNo.2に君臨しているナヒーダですが、彼女も最近の中国本土でのヘイトもデカいことになっているみたいです。
なんと言っても、ナヒーダは実装当時、中国の人気キャラランキングで1位を獲得しています。そんな一番人気キャラだったナヒーダも、現在はNo.2の嫌われ者になっている…
その理由も、「スカラマシュの過去を知りながら許している」ことが元凶になっているとのことです。
俺の中国の友達も、スカラマシュを処罰しないナヒーダの方が嫌いだって言っていました…
「君主と家臣」みたいな考え方になっているのでしょうか？日本だと「大名と家来」みたいな感じ？どちらにしても、現代日本とは根本的に違った考え方なのでしょう。ちょっと面白いですね。
中国では今回のイベントもプチ炎上中…？
そんなスカラマシュへのヘイト値が高い中国本土では、今回の原神イベント「盛典と慧業」でもプチ炎上しているみたいです。
どうやら、放浪者がレイラを罵倒しているところがなんだかんだだとか・・・
う～ん、別に俺も放浪者が好きって訳でもないですが、これくらいの台詞を言うのは運営の放浪者の使い方に寄ると思いますし、むしろスカラマシュっぽくてちゃんとキャラを通していていいと思いますけどねｗ
どちらにしろ、運営からの使われ方的に、損な役割をさせられてしまっていることには間違いないでしょう…
世界的に見ても、原神は「キャラゲー」としてプレイしている方が多いと思いますし、俺もそうなんですけど、その中でも「嫌いなキャラランキング」なんてやっちゃうと、上位キャラを好きな人にとっては複雑な気持ちになりますよね。
まあ日本の中でも、「好きを語る」よりも「嫌いを語る」ことの方が盛り上がることも多々ありますし、度合いは違えど本質は世界的に変わらないのかも知れません。
そもそも「嫌いなキャラランキング」なんてキャラゲーでやるなよ！とは思いますがね(＾Ａ゜)
正しいことをした人間は必ず報われ、誤ったことをした人間は必ず罰せられる、という
賞罰の考え方を厳格にすること。