【原神】Ver4.0 新規紀行武器のススメ → ゲンブログ

◆目次

1 Ver4.0より紀行武器が追加！
2 新規紀行武器評価・考察
3 片手剣・狼牙
4 長柄武器・フィヨルドの歌
5 弓・烈日の後嗣
6 法器・古祠の瓏
7 両手剣・話死合い棒
8 Ver4.0 新規紀行武器評価まとめ

Ver4.0より紀行武器が追加！

先日の公式配信より、来るVer4.0にて新規紀行武器が、全武器種分の5つ追加されることが発表されました！
既存の紀行武器はもう完凸してしまったという人も多いと思いますので、これは嬉しい追加要素ですね！
この記事では、Ver4.0より追加される新規紀行武器についての、現段階での個人的な評価を記しておきたいと思います。

新規紀行武器評価・考察

片手剣・狼牙

片手剣・狼牙の武器効果

攻撃力：510 会心率：27.6%
元素スキルと元素爆発のダメージ+16%。元素スキルが敵に命中した後、元素スキルの会心率+2%。元素爆発が敵に命中した後、元素爆発の会心率+2%。
上記の効果はそれぞれ継続時間10秒、最大4回まで重ね掛け可能。
【完凸予想】
元素スキル・元素爆発ダメージ+32% / 会心率+4%。

新紀行武器の中で一番強いと思っています。
新紀行武器の片手剣・狼牙は、中水準の攻撃力をキープしながら、元素スキル・元素爆発の火力・会心率を底上げすることができる非常に優秀な武器です。
完凸することで、最大数値がダメバフ32%、会心率+43.6%という驚異的な数値となります。基礎攻撃力こそ紀行クオリティですが、ダメバフ・最大会心率の高さは他の武器を凌駕しており、凸を進めていくことで星5武器の無凸～1凸に匹敵する火力を出すことができる形になります。

特に元素爆発が多段ヒットするガイアや神里綾華、元素スキル後の攻撃を連打できる神里綾人などが筆頭マッチキャラになると思われます。
ですが、ダメバフが優秀な数値である点、会心率も単発でも31.6%は盛れる点を考慮すると、基本的にアタッカーとして使う片手剣キャラ全てに持たせることができると思います。
入手は勿論ですが、優先的に凸を進めたい武器ですね。

長柄武器・フィヨルドの歌

長柄武器・フィヨルドの歌の武器効果

攻撃力：510 会心率：27.6%
チーム内に異なる元素タイプのキャラクターが3体以上いるとき、元素熟知+120。
【完凸予想】
元素熟知+240

上昇するサブステータスが元素熟知なため、マッチするキャラは少ないですが、発動条件が非常に緩い上に、常に発動しているという便利な効果を持っており、かなり優秀な武器になると思います。
完凸することで、パーティ編成を満たしてさえいれば元素熟知+240という破格な数値を得ることができます。Lv90の匣中滅龍で増加する元素熟知が221であるため、匣中滅龍を使っていた方はこっちへの乗り換えを推奨します。

オススメキャラとしては、元素反応で高火力を出し続けることができる胡桃と、元素熟知が火力に直結するセノの二人が挙げられると思います。特に胡桃は、鍾離+(夜蘭or行秋)+水Anyoneな編成で発動条件は簡単に満たせる上に、水属性共鳴のHP上昇の恩恵を漏らさず受けることもできるので、HPが確保できていれば、元素反応込みですが無凸～1凸護摩の中間くらいの火力を出すことができます。護摩を持っていない方は優先的に確保しておきましょう。

ロサリアの天賦には元素熟知は関係ありませんが、やや高めの会心率でパーティバフを強められる他、ベネット等と合わせることでロサリア自体でも火力を狙うことができるようになります。サブステータスがマッチしていませんが、総合的に見るとロサリアにも結構アリだと思っています。

弓・烈日の後嗣

弓・烈日の後嗣の武器効果

攻撃力：565 会心率：18.4%
重撃が敵に命中した際、命中した敵に陽炎の矢を降らせ、攻撃力の60%分のダメージを与える。陽炎の矢のダメージを受けた敵に10秒間継続する灼心状態を与える。灼心状態にある敵に対して、装備者の与える重撃ダメージ+28%。
陽炎の矢は10秒に1回のみ発動可能。
【完凸予想】
陽炎の矢のダメージが攻撃力120%分 / 重撃ダメージ+56%。

攻撃%ダメージ源の発生と、重撃のダメバフを得ることができる武器です。完凸することで得られるダメバフ56%はかなり高水準なのですが、重撃にしか乗らない点がかなり痛く、装備キャラをかなり選ぶことになると思います。また、ダメバフがかなり限定的なのに、素の会心率も低めに設定されている点もちょっと寂しいです。

まず、重撃をメインに立ち回る甘雨・ティナリにはかなり合う武器となります。星5モチーフを引けてない・武器ガチャにまで石を回せない、という方は持たせてあげて問題ないです。
特に甘雨は、完凸することでアモスの無凸と1凸の中間くらいの火力を出せるようになります。(陽炎の矢が10秒に1回発動なので一概には言えませんが)

また、近接状態のタルタリアの重撃に合わせるのも面白そうです。陽炎の矢が範囲判定になるので、敵と密接するタルタリアだと陽炎の矢を複数の敵にヒットさせることも簡単でしょう。
ただ、タルタリアにはモチーフだけでなく、他にもマッチする武器がかなり多いので、無理に持たせる必要はないと思います。武器が揃っていなくて、タルタリアが浮いている、そんな状態だったら持たせてあげてください。

夜蘭は確実にHP上昇武器にした方が強いですが、重撃自体は強力なので一考の余地を期待して入れてみました。全然合わなかったらごめんなさい。

法器・古祠の瓏

古祠の瓏の武器効果

攻撃力：454 会心率：36.8%
待機時間が5秒を超えている場合、HP上限+32%、元素熟知+40。装備者が登場し、10秒間フィールドに残った後、この効果は解除される。
【完凸予想】
HP上限+64% / 元素熟知+80

弓以上にニッチな性能をしている武器がでてきました。
36.8%という星5武器顔負けの会心率は目を引きますが、上昇サブステータスがHP上限・元素熟知というあまり法器キャラには適合しない組合せになっており、運用が難しそうです。
常に表には出ておらず、裏からサポート役として立ち回るキャラという発動条件の縛りもありますが、法器キャラの運用方法的にこの縛りは特別難しくはなさそうです。

マッチするキャラは、まずは八重神子が挙がるでしょう。高水準な会心率に加え、元素熟知も少し上がるので殺生櫻の火力底上げになります。裏から行動してその後引っ込む、という縛りも難なくクリアできます。
他に、元素熟知の上昇恩恵を考えるとナヒーダも挙げられると思います。激化パーティに組み込むことで、高い会心率も、サブステの元素熟知も余すことなく使えますが、八重神子もナヒーダもモチーフ武器に数値負けするのは勿論、星4法器には流浪楽章という優秀な武器もあるので、現状は無理して確保する必要は特にないと思います。

HP上昇+64%というサブステ上昇は非常に高いので、最近増えてきているHP依存火力キャラが法器にも出てくると、評価は一転すると思います。

両手剣・話死合い棒

両手剣・話死合い棒の武器効果

攻撃力：565 会心率：18.4%
炎元素を付着させられた後の15秒間、攻撃力+16%。水・氷・雷・草元素を付着させられた後の15秒間、全元素ダメージ+12%。どちらも12秒毎に1回のみ発動可能。

【完凸予想】
攻撃力+32% / 元素ダメージ+24%

オススメ度

★☆☆☆☆

マッチするキャラ

特になし

やや高めに設定されている攻撃力は嬉しいですが、効果がかなり限定的なため、正直この武器を交換する意味は「無い」と言ってしまえると思います。
特に炎元素付着時のバフが攻撃力になっている点が痛すぎます。ベネットと組み合わせて元素付着自体は簡単にクリアできますが、ベネットバフ時には攻撃力%UPの効果は大きく下がるので、なぜかこの武器だけ露骨なベネット対策をされているように感じます。
両手剣のダブルエースであるエウルア・荒瀧一斗は自身のバフで攻撃力が過剰になるため、この二人との相性も悪く、現状だと「使いにくい」以前に「弱い」と言い切ってしまえる武器だと思います。

効果が限定的かつバフもそこまで大したものを得られず、この武器を交換する意味はありません。
両手剣が欲しいなら、既存の螭龍の剣を優先して確保しましょう。